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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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全国小学校社会科研究協議会会長賞

秋田の油田と石油の未来秋田の油田と石油の未来

秋田県 大館市立有浦小学校 5年

岡部 凜乃

秋田県 大館市立有浦小学校 5年

岡部 凜乃

「ねえ、お父さん、あれ、何。」
 秋田市で買い物をした帰り道、原っぱの中で動くロボットのような物に、わたしの目はくぎづけになった。
 ゆっくりと規則的に動く三つのロボット。それはまるで公園の遊具のようにも見えた。
 父は、多分石油を掘っていると思う、と答えたが、自信がなさそうだったので、自宅に帰ってからインターネットで調べてみた。
 調べて分かったことは、わたしたちが見たものは、八橋油田のポンプで、やはり父が答えたように、石油を掘っているということだった。あんな住宅街で石油を掘っていることはもちろんだが、秋田市の中心部に油田があるということに、わたしはとても驚いた。
 石油といえば、サウジアラビアやアラブ首長国連邦で、日本はそれらの国から石油を輸入しているということは知っていた。「石油は外国のもの」そう思っていただけに、秋田に油田があり、さらに昔は国内最大級だったということを知り、ますます驚いた。そして同時に、石油を取りすぎて、少なくなったのではないかと思った。
 石油は限りある資源だ。しかし、今の私たちの生活を石油なしで考えることは不可能だ。プラスチック、ゴム、洗剤、衣類。農薬や肥料まで石油から作られていると考えると、私たちが食事ができるものも石油のおかげだ。
 石油がなければ車は動かないし、飛行機も飛べない。スーパーには、食べ物が届かない。海からはなれた大館に住んでいるわたしは、大好きなお刺身を食べられない。
 このように、石油がなくなることは、人間の生活が大きく変わることだ。
 そんな大切な石油を少しでもむだにしないようにするためには、どうしたらよいかについて考えた時、二つの方法が浮かんだ。
 まず一つは、「石油でできたものをむだにしない」ことだ。今、わたしの机の周りを見るだけでも、たくさんの石油から作られた物であふれている。消しゴム、定規、ぬいぐるみ。鉛筆のキャップは、特に必要もないのにまた買ってしまった。安いからといって、同じ使い道の物を買い足すことは、結局、石油をむだにすることにもなる。
 次に、「レジ袋のリサイクル」だ。レジ袋十枚作るために、車が一キロメートル進むのと同じ量の石油が使われるそうだ。買い物をするときは、マイバッグを使ったり、レジ袋を再利用したりすれば、大量の石油が守られることになる。
 四十四年前に生産を停止した、秋田市下新城の八橋油田北部地区では、新しい技術でまた石油を掘り始めるそうだ。昔の油田復活までは無理だとしても、技術は進歩している。
 技術の進歩と私たちの小さな心がけ、この二つがあれば、地球からの恵みである大切な石油を守っていけると信じている。

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