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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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全国小学校社会科研究協議会副会長賞

石油の未来と私の未来石油の未来と私の未来

鹿児島県 霧島市立富隈小学校 6年

中村 亮輔

鹿児島県 霧島市立富隈小学校 6年

中村 亮輔

 「日本で使用する石油の二週間分を備蓄しています。」

 こんな大きな喜入石油備蓄基地でも、たった二週間しか持たない量の石油だと思うと、少し心配になってきました。

 今年の夏、七月二十一日に初めて喜入石油備蓄基地に見学に行って、石油に対するイメージが変わりました。

 私は三月まで離島で生活していました。大きなドラム缶でガソリンを買い、使い切るのにかなり時間がかかっていたと思います。また、時々鹿児島県本土に移動する際、船の中から見えるこの広大な石油備蓄基地に、これだけあればと安心していました。

 しかし、現実は厳しいもので、日本には約二百日分の石油備蓄量しかありません。世界全体でも約六十年分で、このままいけば石油がなくなります。オイルサンドなどから約二百年分の石油に相当するものが取り出せるという話を聞きました。この科学技術をもってしても、人類の歴史上、使い切るのはあっという間のことではないでしょうか。

 このままでは大変な時代になってしまう、いや、なってしまうに違いないのです。それに、人々は石油がなくて暮らしていけるのでしょうか。最近は、環境に優しいエネルギーや再生可能エネルギーに注目が集まり、電気自動車や太陽光発電など自然エネルギーの開発も進んでいます。実際、石油を使わず、二酸化炭素を一切排出しない発電技術の実用化が進んでいます。そのひとつが海流発電です。これも三月まで生活していた離島地域で実験が始まりました。天候にも左右されない持続可能なエネルギーです。それに、原子力発電のような危険性もほとんどありません。

 しかし、石油には熱・動力・原料など多くの使い道があります。自動車や火力発電の動力になるだけでなく、「原料」として身の回りの食品保存容器や医療器具、衣服など多くの石油製品によって私たちの生活は支えられています。石油は私たちの生活に不可欠で大切な資源なのです。

 今後は、この貴重な残り少ない石油をどのように使っていくかが重要であり、同時に地球環境を守り、未来の豊かな暮らしにつなげていくことが私たちの責任だと思います。この二つを同時に進めていくために、科学技術の進歩と一人一人の石油に対する意識を変えていくことが必要で、このことに私は関わっていきたいです。大勢の人たちが真剣に考えれば、様々なアイデアが生まれ、石油の利用効率が驚くほど向上するはずです。私もそんなきっかけ作りをしたいです。そして、技術面から支える職業に就きたいと思っています。また、様々な機会で省エネについて発言し、提案したいと思います。

 石油の未来と私の未来、そして、百年先のみんなの未来を明るいものにするために。

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