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調べてみよう石油の活躍

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優秀作品賞

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審査委員長賞

私の海外生活と石油私の海外生活と石油

ベルギー ブラッセル日本人学校 5年

金子 結菜

ベルギー ブラッセル日本人学校 5年

金子 結菜

 私は小さい頃から、父の仕事の都合でインドネシア、マレーシア、ベルギーで生活しています。インドネシアもマレーシアも石油に恵まれた国で、調べてみたら、日本は特にインドネシアから多くの石油を輸入しています。インドネシアもマレーシアも一年中暑いですが、石油などに恵まれていてエネルギーが安いからか、室内はどこもエアコンがきいていてとても快適でした。ショッピングセンターも涼しく、いつも買い物客であふれ、ビニール製のレジ袋も多く使われていました。

 その後、ベルギーに引っ越して、気候も生活もずいぶん違うと思いました。夏はあまり暑くないので、エアコンがなく暖房だけの家が普通です。夏は窓を開けたり扇風機を使ってしのいでいます。また、買い物でインドネシアやマレーシアと一番違うと思ったことは、自分の買い物袋を持って来る人が多いことです。レジ袋を買う人もいますが、少ないし、ヨーロッパではレジ袋を止めようという動きもあるようです。日本では自分の買い物袋を使う人はまだ少ないように思います。

 私は、石油を使う量を比べて、東南アジアとヨーロッパの生活のどちらが良いか悪いかをいいたいわけではありません。なぜなら、気候や生活についての考え方の違いがあるからです。でも、人口がもっと増えていく中で生活を豊かにするために石油が必要だとしたら、石油に限りがある以上、それ以上は豊かにならないということになってしまいます。だから、限りある石油を生活にどう役立てるのか、石油以外の資源をどう役立てるのかを考える必要があると思います。

 しかし、そんな大きな課題の解決には、今の私は役立てそうにありません。私は海外生活をつうじて、石油を身近な問題として考えた時、使うことと同じくらい使わないことの大切さを感じるようになりました。だから、今の私は、石油を大切に使いながら、暑くても少しがまんしたり、自分の買い物袋をもって買い物に行ったり、毎日の生活の中でできることをやっていこうと思います。

 二〇二〇年には東京オリンピック・パラリンピックがあります。多くの外国人が日本に来るでしょう。日本のおもてなしや便利なサービスといった「使うこと」ばかりが注目されるのではなく、日本の「使わないこと」にも目を向けて欲しいと思います。そのためには、私達一人一人が、石油などの資源をどう使うのか、使わないのかを考えながら、日々の生活でできることを行動にうつしていく必要があると思います。東京オリンピック・パラリンピックが、日本人にも外国人にも、同じ地球人として、地球と人と石油の関係について考えを深めたり分かち合ったりする機会になればいいなと思います。

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