プレスリリース
石油連盟会長コメント 第32回OPECおよび非OPEC閣僚会合の終了にあたって
石油連盟
石油連盟
副会長(会長代行)
木藤俊一
OPECおよび主要非OPEC産油国(以下、OPECプラス)は、9月5日、第32回OPEC・非OPEC閣僚会合を開催し、2022年10月の原油生産目標について、9月から日量約10万バレル減産し、8月と同水準とすることで合意した。
ロシアのウクライナ侵攻以降、原油価格は高騰し、荒い値動きが続いているが、直近では、世界経済の停滞懸念によるエネルギー需要の減少が意識されたこと等から、原油価格(WTI)は1バレル90ドル前後で推移していた。
これまで、毎月減産緩和を継続してきたOPECプラスが、今回の会合において小幅ではあるものの減産に転じたことは、世界の石油需給の均衡に向けて意思を示したものとして受け止めており、今後の原油市場の動向を注視したい。
以上