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石油連盟会長コメント  第33回OPECおよび非OPEC閣僚会合の終了にあたって

  石油連盟

石油連盟 会長
木藤俊一


OPECおよび主要非OPEC産油国(以下、OPECプラス)は、10月5日、第33回OPEC・非OPEC閣僚会合を開催し、2022年11月以降の原油生産目標について、2022年8月の目標生産量から日量200万バレルの減産を決定した。

世界的な景気減退懸念によるエネルギー需要の減少が意識されたこと等から、高騰していた原油価格(ドバイ)は、直近では1バレル90ドルを下回り、ロシアのウクライナ侵攻前である年初の水準まで戻っていた。

今回の会合においてOPECプラスが大幅な減産に転じたことは、需要後退懸念が強まる中、原油価格の急落に強い警戒感を示したものと受け止めている。冬場の需要期を控え、OPECプラスが需給均衡の中心的な役割を果たすことを期待している。
 

以上

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