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石油連盟会長コメント  第34回OPECおよび非OPEC閣僚会合の終了にあたって

  石油連盟

石油連盟 会長
木藤俊一

OPECおよび主要非OPEC産油国(以下、OPECプラス)は、12月4日、第34回OPEC・非OPEC閣僚会合を開催し、前回会合で決定した生産目標(2022年8月の目標生産量から日量200万バレルの減産)を維持することを決定した。なお、市場の動向次第では臨時会合を開催し、追加措置を講じる準備があると強調した。

直近では、世界的な景気後退懸念によるエネルギー需要の減少が意識されたこと等から、原油価格(ドバイ)は、1バレル80ドル前後の水準まで下落していた。

今後の原油価格は、世界的な景気後退懸念に加え、中国のゼロコロナ政策の段階的緩和およびG7とEUによる対ロシア制裁の発効による需給バランスへの影響が注視される。冬場の需要期に入り、OPECプラスが需給均衡の中心的な役割を果たすことを期待している。

以上

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