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SS(サービスステーション)関連

中核SS、住民拠点SSとは

中核SS(サービスステーション)とは、自家発電設備等を備え、災害時において可能な限り警察・消防・自衛隊等の緊急車両への優先給油を行い、営業状況等について政府に報告する役割を担っているSSです(緊急車両優先となるため店名・所在地等は非公表)。
東日本大震災の教訓を踏まえ、「石油の備蓄の確保等に関する法律」に基づき、2014年度までに全国に約1,600か所が整備されました(2023年度末時点で1,591か所)。

住民拠点SSとは、自家発電設備を備え、災害等による停電時においても可能な限り継続して被災地域の住民の方々向けに燃料供給を行うSSです。2016年4月に発生した熊本地震において、一般の避難者・被災者の方々が給油できる拠点を整備する必要性が認識されたことを契機として整備が進められています。
2024年5月末時点では、全国約2.7万か所のSSのうち、半数以上である14,360か所が住民拠点SSとなっています。店名・所在地等は資源エネルギー庁のウェブサイトで公表されています。

(*)災害によるSSの設備の損壊、その他のやむを得ない事由により、給油を行うことができない場合があります。

関連リンク 経済産業省 資源エネルギー庁-住民拠点サービスステーションについて
https://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/juminkyotenss/

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